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大大名の城は“姫”の城でもあった ◆『図説 日本の城と城下町(2) 姫路城』工藤茂博/監修(創元社/税込み1650円) 文禄3(1594)年、池田輝政(三河吉田城主、15万石)は、豊臣秀吉の仲介によって、徳川家康の次女、督姫を妻とした。彼女は関東の北条氏直に嫁いでいたが、北条氏が滅んだ後は、親元…