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<p>スーパー店員ら、AEDで高齢者救命 7分の連携プレー、戻った心拍 | 毎日新聞</p><p>スーパー店員ら、AEDで高齢者救命 7分の連携プレー、戻った心拍</p><p>東京都福生市のスーパーマーケットで60代の高齢男性が倒れた際、店員ら3人がいち早い通報や救命措置を行い、都のドクターヘリで病院に搬送し、一命をとりとめた。東京消防庁は6月28日、3人に消防総監感謝状を贈った。</p><p>同庁によると、6月8日午後0時半ごろ、福生市東町の「西友福生店」のレジ近くで、レジ係の岡野恭子さん(51)が他の客に対応していると、すぐ近くで男性が倒れた。岡野さんは「大丈夫ですか」と声をかけ、そばにいた他の店員に119番を頼み、自動体外式除細動器(AED)を用意した。客の男性介護福祉士も駆けつけ、AEDを使って電気ショックを与えたりしたところ、心拍が戻ったという。 通報から約7分後には救急隊も到着。119番司令室からドクターヘリが要請され、約1キロ離れた市営福生球場から約10分で三鷹市の杏林大病院高度救命救急センターに収容されたという。 西友福生店では2年に1回全スタッフに救命講習をしているが、岡野さんは「実際に救命措置を行ったのは初めてでしたが、(男性が)助かってよかった」と話した。【黒川将光】 関連記事</p>