<p>暑すぎて運転見合わせ…なぜ？ 流鉄に驚きの声 レールがゆがむ恐れのある温度とは | 乗りものニュース</p><p>ちょっとやそっとでは止まらない流鉄が……。 【暑すぎて運転見合わせ…なぜ？ 流鉄に驚きの声 レールがゆがむ恐れのある温度とは】</p><p>ちょっとやそっとでは止まらない流鉄が……。</p><p>流鉄の車両（画像：写真AC）。 千葉県北西部を走る流鉄流山線が2022年8月2日（火）14時15分の時点で、「レール温度が規制値に達した」として運転を見合わせています。SNSでは「台風でもなかなか止まらない流鉄が止まった」などの声が聞かれました。そもそもレールの上限温度は何℃なのでしょうか。 レールは鉄でできており、暑いと伸びて寒いと縮みます。四季のある日本では、寒暖による伸縮を考慮し、レールとレールのあいだに「遊間」と呼ばれるすき間をつくり敷設されています。一般的に、レールの設計上の上限温度は60℃とされています。つまり、レールそのものの温度が60℃を超えるとゆがむ可能性が生じるわけです。千葉日報によると、流鉄の規制上限は63℃ですが、このたびレール温度は64℃だったとのことです。 レールのゆがみは、最悪のケースを想定すれば脱線事故につながります。ただその前段階であっても、車両の乗り心地や騒音の有無に直結します。ロングレールや伸縮継目などとともに、乗り心地はもちろん、安全で強い線路の研究、開発が続けられています。 前出の流鉄は、15時ごろの運転再開を見込んでいるとしています。</p>