2022年F1イギリスGPの金曜、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅はフリー走行1=9番手/2=16番手だった。
チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズは、FP1ではコースの3分の2がウエット、3分の1がドライに近く、学ぶことのできないコンディションだったため、予定していた走行をすべてFP2で行ったと語った。
「FP2では2台ともが全体的なグリップとバランスに苦労した。ふたりとも満足しておらず、データ上、いくつか問題を確認できた。マシンがガレージに戻ってきた際に、さまざまなエアロコンポーネントに広範囲なダメージがあり、問題が確認された」
「マシンをコース上にとどめることができたが、パフォーマンスは期待していたもの、本来あるべき状態からはかけ離れていた。その理由を確認し、明日に向けて必要な変更を施すために、今夜たくさんの作業に取り組む必要がある。FP3以降、より競争力が高いマシンをドライバーたちのために用意することに集中し、すべてをうまくまとめなければならない」
■角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)
フリー走行1=9番手(1分51秒373:インターミディエイトタイヤ/5周)/2=16番手(1分30秒338:ソフトタイヤ/29周)
このサーキットを今年の新しいマシンで初めて走るのは楽しかったです。高速コーナーを備えたチャレンジングなサーキットを今年のマシンで走るのは、本当にエキサイティングでした。特に、マゴッツとベケッツを抜ける時が興奮しました、昨年型マシンよりもプッシュできますし、スライドが多いのです。
全体的に、通常のレースウイークとは少し違う一日になりました。FP1では雨のためにほとんど走らなかったのです。そのため、今日はプラクティスが1回しかなかったようなもので、少し変な感じがしました。それでも午後に、必要な走行をすべて完了することができました。
今のところマシンにとても苦労しており、他のチームから大きく離されています。今週末はいつもより苦労すると予想していましたが、予選で競争力を発揮するために、大きなステップを踏む必要があります。
明日のコンディションは難しいものになりそうです。今夜すべてのデータを見て、ブリティッシュウェザーがどういう状況をもたらしたとしても、それに適応できるようにする準備をしなければなりません。