2022年F1第13戦ハンガリーGPの決勝レースが行われ、アルファロメオの周冠宇は13位、バルテリ・ボッタスは20位でレースを終えた。
■アルファロメオF1チーム・オーレン
周冠宇 決勝=13位
今日のコンディションそのものが難敵だったわけではない。ちょっと微妙なコンディションで、特に終盤の数周は滑りやすくなっていたけど、全体として難しいというほどではなかった。
今日の僕らのプランは望ましい結果をもたらすものではなかったようだ。1周目は厳しかったし、序盤の数周で大きく遅れてしまった。そして、ワンストップの戦略は機能しないように思えたので、予定よりも1回多くピットに入り、結果としてフィールドの最後尾まで落ちた。悔しかったよ。あれで僕のチャンスは損なわれたのだから。それを別とすれば、レースペースは悪くなかったと思うし、もう少しいい成績を得てもよかったはずだ。
パフォーマンスに関する限り、シルバーストンの頃のレベルまで戻ってきたように感じる。今季はこれまでに多くのことを学び、タフであると同時に楽しかった。そして、まだ改善の余地はたっぷりとある。ここで少し休めるのはありがたい。休み明けにはもっと強くなり、より良い成績にむけてプッシュできるようになっていたい。
■アルファロメオF1チーム・オーレン
バルテリ・ボッタス 決勝=20位(DNF)
今日もまたトリッキーだった。フランスの時と同様に、ハードタイヤを機能させるのに思ったよりも時間がかかってね。最善の結果を得られる可能性が高いのは、その手(ハードを使うこと)だと考えて試みたのだが、結果的にはそうならなかった。しかも、僕らはワンストップ戦略を採っていたので、途中で戦略を切り替えるのは難しかったんだ。
そして、残り数周になったところで、残念なことにトラブルに見舞われてクルマを止めなければならなかった。いきなりパワーがなくなったんだけど、詳しいことはまだ分からない。いまのところ言えるのは、まったくツイていないということ、チームと共に原因を突き止めるつもりでいることくらいだ。ただ、いずれにしてもポイント獲得は難しかったと思う。とりあえずは夏休みをエンジョイして、シーズン後半に向けてエネルギーをたっぷり蓄えて戻って来るよ。