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<p>豚骨ラーメンのスープが燃料に 宮崎・高千穂の観光用カート運行 – ライブドアニュース</p><p>【環境に配慮】豚骨ラーメンのスープが燃料に? 宮崎・高千穂の観光用カート運行 廃棄スープなどから抽出したラードを原料にしたバイオディーゼル燃料を使用。エンジンがかかると、ホームには中華料理店の店内にいるような油を炒めたような香りが漂ったという。</p><p>豚骨ラーメンのスープが燃料に!?旧高千穂鉄道で観光用カートを運行する宮崎県高千穂町の「高千穂あまてらす鉄道」は1日から、使用済み食用油や豚骨ラーメンの廃棄スープから抽出したラードを原料にしたバイオデ</p><p>豚骨ラーメンのスープが燃料に!? 旧高千穂鉄道で観光用カートを運行する宮崎県高千穂町の「高千穂あまてらす鉄道」は1日から、使用済み食用油や豚骨ラーメンの廃棄スープから抽出したラードを原料にしたバイオディーゼル燃料を使った車両の本格運行を始めた。 4歳半のしんじくんに救われた小説家 新燃料は、廃棄される天ぷら油と、料理店などで回収したラーメンスープから抽出したラードを9対1の割合で混ぜ、薬品を加えて精製したもの。あまてらす鉄道が環境に配慮した取り組みを進めようと、燃料を開発した福岡県新宮町の運送会社「西田商運」に打診し、導入を決めた。 あまてらす鉄道は6月半ばから新燃料で試験運行を続けたところ、エンジンの立ち上がりも快調で、傾斜地などの走行も問題はなかった。従来のディーゼルエンジンにありがちな排ガスの黒煙や強いにおいもなく、燃料代もこれまでの軽油とほぼ変わらないという。 1日午前の始発便を前に、職員がカートに新燃料を給油。エンジンがかかると、ホームには中華料理店の店内にいるような油を炒めたような香りが漂った。大阪府から家族連れで訪れた会社員、秋本尚希さん(38)は「ラーメンのスープで観光用カートが走るなんてすごい」と感動していた。【荒木勲】</p>