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/平安の貴族文化の最盛期、源信が『往生要集』をまとめ、絶頂にあったはずの藤原道長、頼通親子が浄土教に心酔。彼らの背景には、いったいなにがあったのか。/ 源信(942~1017)は、比叡山に学び、15歳で天皇に講じるほどになるが、「後の世を渡す橋とぞ思ひしに 世渡る僧となるぞ悲しき」と母に諫…