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<p>「脱ロシア」で石炭ブーム、復活に沸く生産国</p><p>「脱ロシア」で石炭ブーム、復活に沸く生産国 #ウクライナ侵攻</p><p>この小さな炭鉱の町の住人らは、ロシアのウクライナ侵攻についてほとんど知らないようだ。だが、それが自分たちに活況をもたらしていることだけは肌で感じている。</p><p>侵攻が始まって以降、ロシア産石炭からの脱却を急ぐ欧州は、代替調達先としてコロンビアや南アフリカ、オーストラリアなどさまざまな生産国に対して、供給拡大を切実に求めている。年初はトン当たり134ドル(約1万8000円)だった石炭価格は足元、400ドルまで高騰。石炭各社に増産を促すとともに、コロンビア中心部の山岳地帯に位置するトパガのような町にブームをもたらしている。 給料が数週間で3倍に増えたという炭鉱労働者のセサール・パルドさんは「非常に活況だ」と話す。「現在の価格なら、最も小さな炭鉱会社から最大手まで、全員に恵みをもたらす」…</p>