<p>今日はソフトクリームの日 味と暑さ、売れ行きのヒミツ</p><p><味と暑さ 売れ行きのヒミツ> 今日7月3日は #アイスクリームの日 です。 アイスクリームとソフトクリーム、見た目はちょっと違うものの、暑ければ暑いほど売れるのでしょうか。 また、気温によって味の売れ行きも違うのでしょうか。ソフトクリームメーカーに伺いました。</p><p>今日7月3日は「アイスクリームの日」。夏はアイスクリームの売れ行きがとくに伸びる季節。アイスクリームとソフトクリーム、見た目はちょっと違いますが、ともに暑ければ暑いほど売れるのでしょうか。また、気温によって味の売れ行きも違うのでしょうか。ソフトクリームメーカーに伺いました。</p><p>アイスクリームとソフトクリーム、見た目はちょっと違いますが、ともに暑ければ暑いほど売れるのでしょうか。また、気温によって味の売れ行きも違うのでしょうか。 アイスクリームとの違いは製品温度 アイスクリームとソフトクリームは、ともに牛乳を主原料とした冷菓ですが、製品温度に大きな違いがあります。アイスクリームが-18℃以下で販売されているのに対し、ソフトクリームは-7~-5℃。ソフトクリームの食感が、アイスよりやわらかく感じるのは、このせいでもあります。では、こうした製品温度の違いは、なぜうまれるのでしょうか。ソフトクリームの総合メーカー「日世株式会社」に、話をうかがいました。 「工場でつくられたアイスクリームは、溶けない温度で店舗に運ばれ、溶けない温度で販売されます。一方、行楽地で販売されることが多いソフトクリームは、お店自体が『工場』のようなもの。お客様はつくりたてを、その場ですぐ召し上がることができます。ソフトクリームは、いわば『つくりたてのアイスクリーム』なのです」(日世株式会社) 販売の都合上、アイスクリームはクリーム状のまま容器につめ、工場で急速冷凍させたあと、溶けない温度のまま保管されなければなりません。けれどもソフトクリームには、その必要がないんですね。 「暑いから売れる」わけではない こうした両者の違いは、「気温と売れ行きの関係」にもあらわれています。ソフトクリームは、単純に「猛暑だから売れる」とは言えないようです。 「ソフトクリームの売り上げは、その行楽地の客数に大きく左右されます」(日世株式会社) もちろん気温が、その行楽地の客数に影響を与えることはあります。しかし、だからといって「気温の高さ」が、アイスのように「売り上げ」に直結するわけではありません。猛暑が続けば、外出をひかえるケースが増え、行楽地から客足が遠のく場合もあるからです。 なお、気温の変化が、味などの消費者のニーズに変化をもたらすことはあるようです。</p>