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<p>土石流1年、熱海市が追悼式 一斉サイレンで黙祷</p><p>土石流1年、熱海市が追悼式 一斉サイレンで黙祷 斉藤栄市長は「土石流は穏やかな日常を一変させた。被災者に安心して生活いただけるよう復旧復興に全力で取り組む」とあいさつ。川勝平太知事も「このような災害が二度とないよう安全な地域づくりを推進する」と述べた。</p><p>災害関連死1人を含む27人が死亡、1人が行方不明となった静岡県熱海市伊豆山(いずさん)地区の大規模土石流から1年となった3日、市が市立伊豆山小の体育館で、犠牲…</p><p>災害関連死1人を含む27人が死亡、1人が行方不明となった静岡県熱海市伊豆山(いずさん)地区の大規模土石流から1年となった3日、市が市立伊豆山小の体育館で、犠牲者遺族や関係者による追悼式を開いた。最初の通報があった時刻の午前10時28分には無線で市内一斉にサイレンを鳴らし、多くの人が黙祷して犠牲者を悼んだ。 式典には遺族ら44人を含む約90人が参加。行方不明の太田和子さんを含む28人の氏名が一人ずつ読み上げられ、じっと聞き入ったり、献花の際に涙を流したりする人もいた。 斉藤栄市長は「土石流は穏やかな日常を一変させた。被災者に安心して生活いただけるよう復旧復興に全力で取り組む」とあいさつ。川勝平太知事も「このような災害が二度とないよう安全な地域づくりを推進する」と述べた。 県警などは3日、約200人体制で太田さんの捜索を実施。伊豆山港の海域などを重点エリアとした。</p>