<p>東京都心 9日連続の猛暑日 統計開始以降、最長記録に 熱中症に警戒を(気象予報士 日直主任)</p><p>【東京都心 9日連続の猛暑日 統計開始以降、最長記録に 熱中症に警戒を】 きょう3日(日)、東京都心では、正午過ぎに最高気温35.3℃を観測し、「9日連続..</p><p>きょう3日(日)、東京都心では、正午過ぎに最高気温35.3℃を観測し、「9日連続の猛暑日」になりました。1875年の統計開始以降、猛暑日の連続記録を更新し、最長記録に。湿度が高く、体にこたえる暑さとなっているため、熱中症に警戒してください。</p><p>きょう3日(日)、東京都心では、正午過ぎに最高気温35.3℃を観測し、9日連続の猛暑日(最高気温35℃以上の日)となりました。これは、1875年の統計開始以降、猛暑日の連続日数の記録を更新し、最長記録となっています。 午後は雲が広がり、雨や雷雨の可能性があります。湿度が高く、体にこたえる暑さが続きますので、熱中症に警戒してください。 熱中症 応急処置のポイント めまいや立ちくらみ、吐き気など、熱中症かなと思う症状がみられたら、すぐに応急処置をすることが大切です。応急処置のポイントは、主に次の3つです。 ① まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。 ② 衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。 ③ 水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。 ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに医療機関を受診してください。</p>