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<p>米下院議長「台湾守る決意」 蔡総統が謝意―25年ぶり訪問、中国反発:時事ドットコム</p><p>米下院議長「台湾守る決意」 蔡総統が謝意―25年ぶり訪問、中国反発</p><p>【台北、ワシントン、北京時事】台湾を訪れているペロシ米下院議長は3日午前(日本時間同)、台北市の総統府で蔡英文総統と会談し、「台湾と世界の民主主義を守るという米国の決意が揺らぐことはない」と述べ、台湾への支持を表明した。ペロシ氏は米国と台湾の公的交流を認めない中国が幾度となく警告を発する中、米下院議長として25年ぶりとなる台湾訪問を決行した。蔡総統は「台湾の民主主義の発展に関心を持ち続けてくれた」と謝意を伝達した。</p><p>ペロシ氏は蔡氏との会談に先立ち、立法院(国会)を訪れ、「台湾は世界で最も自由な社会の一つだ」と語った。 台湾ではロシアによるウクライナ侵攻をきっかけに、台湾統一を目指す中国の軍事的脅威に対する警戒が強まっている。米大統領職の継承順位2位という要職である下院議長の訪問は、米国の台湾への力強い支援を表すものだ。蔡氏はペロシ氏に「民主主義の防衛線を守る」と決意を強調した。</p>