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<p>【正論】国家儀礼としての「国葬」粛々と 国士舘大学客員教授 日本大学名誉教授・百地章</p><p>【正論】国家儀礼としての「国葬」粛々と 国士舘大客員教授 日大名誉教授・百地章 政府は国民への説明に努め、自信をもって国葬の準備を進めてほしい。国葬の選択が正しかったことは将来、必ず歴史が証明するだろう。</p><p>凶弾に倒れた安倍晋三元首相の国葬が9月27日、日本武道館で行われることが正式に決定した。</p><p>わが国では戦後、国葬令が廃止されたため、昭和42年の吉田茂首相の国葬は、閣議決定により行われた。憲法上、内閣は行政権の担い手であり、行政権の中には立法権、司法権以外の全ての国家作用が含まれる。だから具体的な法令上の根拠はないが、憲法に基づき閣議決定によって「行政措置」が執られた。 特集・連載:</p>