6月2~14日に国内で行われた国際親善試合4連戦。カタールW杯まで残り5ヵ月を切るなか、日本はパラグアイやガーナに快勝する一方で、ブラジルや格下のチュニジアに枠内シュート0本で完敗するなど不安を残した。
日本が戦うグループステージE組はスペインやドイツという強豪がいる。悲願のベスト8どころか予選突破も危ういのでは――世間の声に、エースの南野拓実(27)はチームの現在地を語った。
「収穫もありました。3月のアジア最終予選で呼ばれなかった律(堂安(どうあん)・24)や大地(鎌田・25)がいいプレーを見せていて、改めて選手層の厚さを感じられたことです。ブラジル戦の守備も、最後まで集中を切らさず、粘り強く戦えました」
手応えを語る一方で、課題は山積みだと南野は言う。まず指摘したのは攻撃パターンの少なさだった。
「ブラジルとやって、改めて前線でボールをキープして、タメを作れる選手が必要だと感じました。自分も含め、全体が押し上がる時間を作れる選手がいないので、結果的に純也君(伊東・29)や薫(三笘・25)のドリブル一辺倒になっている。
世界で戦うには、コンビネーションで相手を崩すパターンがいくつも必要です。仕掛ける選手にも、もっとバリエーションを持たせないといけない」
守備についても課題を挙げる。
「たしかにブラジル戦では、引いて守るディフェンスが機能しました。ただ日本には『守備のフィロソフィー』がないんです。世界トップのチームは”前に出て攻める”守備をする。
日本にはその思想が足りないと感じています。もっと約束事を細かく決めて、高い位置でボールを奪えるような守備パターンを3つくらい増やさないと、ドイツやスペインには勝てない。親善試合後に前線の選手たちと、そんな話をしました。
過信しているわけじゃないですが、僕たちはもっとできると思っています。チームとして成長できればブラジルやドイツ、スペイン相手でも、ボールを保持してチャンスを作れる自信はあります」
6月21日に行われた定例会見で、森保一監督(53)は「彼(三笘)自体が戦術である」と発言。「選手頼みで監督として無責任」と批判を浴びた。エースの見解を問うと「会見を見ていない」としたうえで森保監督への率直な思いを口にした。
「森保さんはいつもオープンに接してくれます。何を考え、どうしようと思っているのか、すべて選手に明かしてくれる。その手法は『リバプールFC』で指示を仰いだクロップ監督(55)と共通しています。信頼していますよ」
最後に改めてW杯での野望を聞いた。
「ずっと夢見てきた舞台です。だからこそ過去最高の結果を残したい。個人的にはゴールを決めたいですね。カタールの地で、自分の価値を証明したいです」
悲願達成へ、日本のエースは歩みを止めない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/85ffce696d3885d163dc75bb1392707e0e247d68
引用元: ・【サッカー】南野拓実が激白「日本代表には守備のフィロソフィーがない!」 [ゴアマガラ★]
これで南野も干されるな
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