2022年F1イギリスGPの土曜予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンは5番手、ジョージ・ラッセルは8番手だった。
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
FP3 5番手(1分28秒488:ソフトタイヤ/24周)
予選 5番手(Q1=5番手1分40秒428:インターミディエイトタイヤ/Q2=2番手1分41秒062:インターミディエイトタイヤ/:Q3=5番手1分41秒995:インターミディエイトタイヤ)
マシンのアップデートをここに持ち込むために、チームは懸命に作業に取り組んでくれた。そのおかげで今回たくさんの新しいエアロパーツを導入することができ、マシンが改善したんだ。それでもまだ高速コーナーでバウンシングが出ている。特にレッドブルと大きな差があるのは高速コーナーだ。
雨のなかでフロントロウをかけて戦った。最後のラップのひとつ前まではいい位置にいた。バッテリーをチャージするためのラップを入れて、最後のラップにはより戦えるモードで臨もうとした。でもちょうどその時に雨が激しくなってきて、僕たちはチャンスを失ってしまった。この素晴らしい観客の前で上位争いに加わることができて、最高の気分だったし、大きな期待を抱いていたんだけどね。
でも僕たちのマシンは決勝で強いと思うし、5番グリッドは最悪の位置ではない。これまでのレースだったら、5番手で満足していただろう。でもここはイギリスGPだ。もっと良い結果を期待していた。でも明日、何か特別な結果を出すために頑張るつもりだよ。ファンの皆の応援には心から感謝している。彼らは最高だ。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
FP3 4番手(1分28秒426:ソフトタイヤ/21周)
予選 8番手(Q1=3番手1分40秒028:インターミディエイトタイヤ/Q2=5番手1分41秒725:インターミディエイトタイヤ/:Q3=8番手1分42秒161:インターミディエイトタイヤ)
Q1ではマシンの感触がとても良くて自信を持って走っていた。でもQ2で感触が少し悪くなってきて、Q3では自信を持って走ることができなくなり、ミスをして、その後、挽回することができなかった。
誰にとってもトリッキーなコンディションだったが、もっといい予選セッションになればよかったのにと、少しがっかりしている。ポール争いができるとは思っていなかったけれど、これより良い結果は可能だった。
FP3のドライコンディションでは、ペースが良く、強力に思えた。大きく進歩したと感じていたんだ。でも、僕たちのマシンは予選より決勝での方が強さを発揮することは分かっている。明日何ができるか楽しみにしていよう。8番グリッドからのスタートは不利なので、できるだけ早く中団勢の前に出る必要がある。ドライでのレースペースに関しては、レッドブルやフェラーリと戦えるマシンだと思うから、明日は全力を尽くす。