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<p>【クローズアップ科学】米中の競争激化 「月探査元年」に日本が目指すこと</p><p>米中の競争激化 「月探査元年」に日本が目指すこと 日本の月探査機は過去に、月周回軌道への衛星投入の技術実証などを担った工学実験衛星「ひてん」や月周回衛星「かぐや」などが運用されてきた。</p><p>2022年度の日本の宇宙開発にとって、「月探査」というキーワードは欠かすことができない。日本初の月面着陸、民間商業探査など、今夏以降、月にかかわるイベントはめ…</p><p>2022年度の日本の宇宙開発にとって、「月探査」というキーワードは欠かすことができない。日本初の月面着陸、民間商業探査など、今夏以降、月にかかわるイベントはめじろ押しだ。月探査をめぐって米中がしのぎを削る中、月面探査を本格化させる日本は何を目指すのか。 有人探査の「露払い」と省エネ飛行技術 日本の月探査機は過去に、月周回軌道への衛星投入の技術実証などを担った工学実験衛星「ひてん」(1990年打ち上げ)や月周回衛星「かぐや」(2007年打ち上げ)などが運用されてきた。2機は運用終了後に月面に落下したが、探査を目的に着陸した例はまだない。 特集・連載:</p>