もっと詳しく

<p>「エスカレーター歩かない条例」知って NACK5発の楽曲が話題</p><p>「エスカレーター歩かない条例」知って NACK5発の楽曲が話題 動画投稿サイト「ユーチューブ」の番組公式チャンネルではミュージックビデオの再生回数が14万5千回を突破し、5月のイベントでは用意したCD300枚を完売した。</p><p>NACK5(さいたま市大宮区)の番組発の楽曲「エスカレーター乗ったらNON! NON! WALK」が話題を呼んでいる。エスカレーターを歩かず利用するよう努力義…</p><p>NACK5(さいたま市大宮区)の番組発の楽曲「エスカレーター乗ったらNON! NON! WALK」が話題を呼んでいる。エスカレーターを歩かず利用するよう努力義務を課した埼玉県の条例をPRする内容で、タイトルにも掲げた「歩いてはいけない」というメッセージを何度も繰り返すストレートな表現が受けているようだ。 曲を歌っているのは、午後の番組「GOGOMONZ」のパーソナリティーら5人によるグループ「エスカネーチャンズ」。埼玉県出身のシンガーソングライター、さくまひできさんが作曲を、番組の総合演出を務める島崎伸一さんが「しまざきしんいち」名義で作詞をそれぞれ担当し、3月にCDが発売された。 番組発の楽曲をアピールする島崎伸一さん(右)と横田かおりさん=2日午後、さいたま市大宮区(兼松康撮影) 動画投稿サイト「ユーチューブ」の番組公式チャンネルではミュージックビデオの再生回数が14万5千回を突破し、5月のイベントでは用意したCD300枚を完売した。 番組からは過去にも「人生たまたま…さいたまで」などの「ご当地ソング」が誕生している。番組を担当する都丸征紀制作部担当部長によると、一連の楽曲制作を後押ししてきたのは片岡尚社長で、今回も「また曲を作んなよ。(条例の周知は)大事だよ」という〝鶴の一声〟が決め手になったという。 同じ趣旨の呼び掛けを多用した歌詞には「聞いているうちに染み渡ってくるように」(島崎さん)という意図がある。エスカネーチャンズのメンバーの一人で、番組パーソナリティーの横田かおりさんは「曲がじわじわと耳に届いて、エスカレーターを利用する際に意識を持ってもらえたら」と期待を込めた。(兼松康)</p>