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シャープの先行きに不透明感が増している。株価は年初から2割低く、証券アナリストの業績予想も会社発表を下回る。主因は6月27日に完了した液晶パネル工場を運営する堺ディスプレイプロダクト(SDP、堺市)の買収だ。かつて経営危機を招いた工場で、パネルの市況変動リスクをシャープが再び抱え込むこ…