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<p>【巨人】金村義明氏、坂本勇人がダイヤモンドを一周してくると、ベンチに勢いを与える</p><p>金村義明氏、 #坂本勇人 がダイヤモンドを一周してくると、ベンチに勢いを与える #巨人 #ジャイアンツ #読売ジャイアンツ</p><p>巨人が主将・坂本の活躍で広島に打ち勝ち、3位転落と借金生活の危機を回避した。同点の7回に坂本が今季初の2打席連発となる5号2ラン。歴代単独7位となる通算176度目の猛打賞を記録し、通算安打数も歴代2</p><p>3位の2169安打とした。 * * * 8回の吉川もよく打ったが、やはり中心選手が打てば勝つ。改めて坂本という存在の大きさを思い知らされた。本塁打は1、2本目ともに狙っていたようにうかがえた。前日のサヨナラ勝ちの流れを引き継ぎ、中盤までは広島ペース。そんな中、6回に久々の一発で貴重な1点をもたらした。 チームリーダーが「どうだ」と言わんばかりに堂々とダイヤモンドを一周してくると、ベンチに勢いを与える。投手陣も死に物狂いで抑えにいかないと、という雰囲気になるものだ。2本目は見逃せばボールの高めスライダーを強引にスタンドに持っていった。絶好調とまではいかないが、バットは振れている。 坂本が右膝のじん帯損傷で離脱中、チームは14勝18敗と失速した。打撃もともかく、坂本が遊撃にいるだけで安心感が違う。特に負けが込んだり、ムードが悪い時は給料をいっぱいもらっている人間がチームを引っ張らないと。坂本がその役割を果たせば、丸、岡本和も続いてチームは活気づく。(スポーツ報知評論家・金村義明)</p>