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<p>【Mac Info】 Macにウイルス対策は不要?「これだけはやっておきたい」6つのセキュリティ設定</p><p>【Mac Info】Macにウイルス対策は不要?「これだけはやっておきたい」6つのセキュリティ設定</p><p>「Macはウイルスに強いコンピュータだ」とよく言われますが、それは本当でしょうか。本記事では、現行のMacに搭載されているセキュリティ機能の中から、主にウイルスやインターネットセキュリティ関連の機能について見ていきます。また、たとえMacがウイルスに強いとはいえ、現代はユーザーのセキュリティ対策なしに安全は担保できません。すべてのMacユーザーが最低限しておきたいセキュリティ設定についても解説します。なお、記事中では、コンピュータやユーザーに害を与える悪意のあるプログラムの総称として「マルウェア」という言葉を用いています。マルウェアには、ウイルスやワーム、トロイの木馬など、さまざまなタイプのプログラムが含まれます。</p><p>macOS標準ブラウザのSafariはmacOS側で自動更新が行なわれますし、Google ChromeやFirefox Microsoft Edgeといった他の主要Webブラウザも、いずれも自動更新の仕組みを持っています。 それ以外のWebブラウザを使っている場合は、自動更新の仕組みがどうなっているのか、一度設定を開いて確認してみるといいでしょう。 それ以外のソフトについては、App Store経由で入手したソフトかどうかで変わってきます。App Storeから入手したソフトは、前項で説明したシステム環境設定の[ソフトウェア・アップデート]パネルで設定できます。[App Storeからのアプリケーションアップデートをインストール]にチェックを入れておけば、自動的に最新版になります。 App Store以外の方法でインストールしたソフトの場合、アップデートの確認方法はソフトによって異なります。基本的には自動で更新チェックを行なうと思いますのであまり心配はいりませんが、もしソフトやOSの再起動を求められたらなるべく早めに再起動を行ないましょう。 再起動を渋っているといつまで経ってもアップデートが適用されず、Macを危険に晒すことになります。 システム環境設定の[ソフトウェア・アップデート]パネルで[App Storeからのアプリケーションアップデートをインストール]にチェックを入れると、App Storeから入手したソフトが自動的にアップデートされます ファイルの拡張子を常に表示する ある日、[ダウンロード]フォルダの中に覚えのない画像ファイルを発見。「なんだろう?」と思ってダブルクリックすると、実は画像ファイルではなくマルウェアの実行ファイルだった……。そんな危険性があるのです。 Macはデフォルトで拡張子が表示されない設定になっているため、こうした偽装プログラムが発見しにくくなっています。偽装ファイルを見つけ出すためには、設定を変更してファイルの拡張子を常に表示しておくのがおすすめです。 設定は、[Finder]メニューから[環境設定]を選び、開いたウィンドウの[詳細]タブの中にある[すべてのファイル名拡張子を表示]にチェックを入れるだけ。一瞬で設定が完了します。 偽装ファイルは、「.exe」「.com」「.bat」「.cmd」など、Windows用の実行ファイルである場合が多いですが、Mac用の実行ファイルを潜ませてくる可能性もゼロではありません。また、2019年には、本来はMacで動かないはずの.exeファイルをMacで動作させてしまうマルウェアの事例もありました。 見覚えのない怪しいファイルを見かけても、決してダブルクリックしないよう注意しましょう。 [Finder]メニュー→[環境設定]を開き、[詳細]タブの[すべてのファイル名拡張子を表示]にチェックを入れましょう 詐欺Webサイトは警告を表示する マルウェアは、悪意のあるWebサイトの中に潜んでいることがあります。広告バナーやポップアップウィンドウの[閉じる]ボタンなど、さまざまな場所にマルウェアへのリンクが埋め込まれており、ユーザーが気づかないうちにダウンロードしてしまうのです。 こうした被害を防ぐには悪意のあるWebサイトに近づかないのが一番ですが、そうしたWebサイトはしばしば善良なWebサイトを装って訪問者を誘い込むことがあります。 Safariには、こうした悪意あるWebサイトへの訪問をブロックする機能があります。標準でオンになっているはずですが、安全なWebサイトのはずなのに誤認識されてしまったときなど、ユーザーが自分で解除してしまうこともあります。改めて設定を見直し、チェックが外れていたらオンにしましょう。 また、詐欺サイトの可能性があると警告されたときは、ブロック設定を解除するのではなく素直に閉じるようにしましょう。昨日まで安全だったWebサイトも、ハッキングによって一夜のうちに危険なWebサイトに変わっている可能性もあります。 [Safari]メニュー→[環境設定]を開いたら、[セキュリティ]タブをクリック。[詐欺サイトを閲覧しようとしたときに警告]にチェックが入っているかを確認しましょう 画面ロックの解除にはパスワードを要求する マシン盗難時の情報漏洩を防げるのはもちろん、一瞬席を立ったときに情報を盗み見られてしまったり、マルウェアを仕込まれてしまったりする危険も防げます。攻撃者がその気になれば、ほんのわずかな隙にマルウェアを仕込み、あとでじっくりと情報を吸い出すことが可能なのです。 パスワードによる画面ロックは、基本的でありながら有用性はかなり高い対策だと言えます。すべてのMacユーザーに必ず設定してほしいセキュリティ対策の1つです。 今のMacには、Touch IDやApple Watchによるロック解除など、手間をかけずにロックを解除する方法が用意されています。毎回パスワードを入力するのが面倒だと感じている人は、こうした機能を使って手間を省くことも検討してみましょう。 システム環境設定の[セキュリティとプライバシー]パネルから、[一般]タブの[スリープとスクリーンセーバの解除にパスワードを要求]をオンにしましょう。[開始後]のプルダウンメニューは、なるべく短めの時間を設定しておくのが安心です Touch IDを利用できるMacなら、指紋でロックを解除できるように設定しておきましょう。パスワードの入力が省け、セキュリティと利便性を両立できます ファイアウォールを有効にする</p>