8月7日、三重県の鈴鹿サーキットで開催される『2022 FIM世界耐久選手権(EWC)第3戦 “コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第43回大会』に参戦するTeam HRCは、ホンダCBR1000RR-R SPにブリヂストンタイヤというコンビネーションでホンダチームとして2014年以来の優勝を目指す。
ホンダのワークスチームとして挑むTeam HRCは、主催者推薦チームとして参戦。2018年の鈴鹿8耐ではレッドブルと組み、10年ぶりにファクトリー(ワークス)チームを復活させ、2019年は3位表彰台を獲得した。ホンダとしては27回もの優勝を経験しており、1997年から2006年まで10連覇を成し遂げている。
今年はTeam HRCとしてエントリーしており、HRCテストライダーを務めている長島哲太、全日本ロードレース選手権を離れてブリティッシュスーパーバイク選手権(BSB)に参戦中で、これまでに鈴鹿8耐で3回優勝している高橋巧、FIMスーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦中のイケル・レクオーナを起用。MuSASHi RT HARC-PRO.が勝利した2014年以来、8年ぶりの優勝を目標に挑む。
マシンは2020年から新型となったCBR1000RR-R FIREBLADE SPをベースとしたワークスマシンを使用する。鈴鹿8耐の合同テストで2020年から走らせており、昨年から長島が準備を整え、鈴鹿サーキットでは2分06秒台を叩き出している。
予選ではポールを獲得する可能性が高く、トップ10トライアルで好タイムを叩き出すことが期待できる。決勝でも長島、高橋、レクオーナのコンビネーションでKawasaki Racing Team Suzuka 8Hと一騎打ちになるだろう。