8月4日、株式会社ティー・プロ・イノベーションは8月4~7日に開催される鈴鹿8時間耐久ロードレースのライダーを変更すると発表した。Team ATJ with JAPAN POSTの岩田悟がPCR検査において新型コロナウイルスへの感染が判明したことで、伊藤和輝が起用される。
Team ATJ with JAPAN POSTは岩田悟、高橋裕紀、小山知良の3人で鈴鹿8耐にエントリーしていた。しかし、2日のテストに岩田が現れず伊藤が走行を行っていた。
そして4日に岩田が事前のPCR検査において新型コロナウイルスへの感染が判明したことを発表。これを受けて、出場ライダーを変更して伊藤が起用されることとなった。
これにより、高橋が第1ライダー(ブルー)、小山が第2ライダー(イエロー)、伊藤が第3ライダー(レッド)となる。
チームは「TProファミリーである3選手がチームを組み走る夢の舞台で残念なご報告となり大変申し訳ございません。新たな体制となりますが、参戦する3選手の力強い走りにご注目いただけましたら幸いです。また岩田選手の想いを乗せ走る小山選手、高橋選手、伊藤選手、チームへの温かいご声援をいただけますようお願い申し上げます」と発表している。
鈴鹿8耐のエントリーが新型コロナの影響を受けるは、ヨシムラSERT Motulがチャビエル・シメオンからグレッグ・ブラックに変更されているため、2例目となる。
■参戦体制
・エントリー名:#40 Team ATJ with 日本郵便
・チーム代表:大谷雄一
・チーム監督:中津原尚宏
・参戦ライダー:
第1ライダー 高橋裕紀
第2ライダー 小山知良
第3ライダー 伊藤和輝
・ゼッケン:#40
・マシン:Honda CBR1000RR‐R
・タイヤ:BRIDGESTONE