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俳聖、松尾芭蕉(ばしょう)の紀行文「野ざらし紀行」がこのほど再発見された。自筆で、山河や道中の絵も添えた希少本だ。「画俳一味」を理想とした芭蕉の美術史研究に一石を投じそうだ。「芭蕉が残した絵について、描かれた対象や、画風の変化をたどるなどは、あまり深く考察されてこなかったと思う」…