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<p>今年最大の月「スーパームーン」、月と火星の大接近と「火星食」を観察しよう(tenki.jpサプリ 2022年07月04日) – tenki.jp</p><p>【今年最大の月「スーパームーン」、月と火星の大接近と「火星食」を観察しよう】 6月まで夜明け前の空に集合していた7つの惑星。7月に入り、水星は太陽に近付いたた..</p><p>6月まで夜明け前の空に集合していた7つの惑星。7月に入り、水星は太陽に近付いたため見ることができなくなりました。深夜になると東の空から惑星が昇り始め、明け方の空を横断します。肉眼で見ることができるのは金星、火星、木星、土星の4惑星です。今月の満月は、一年のうちで最も大きく見える「スーパームーン」。月はかたちを変えながら、4つの惑星に近付いて共演を繰り広げ、月が火星を隠す現象「火星食」も起こります。今回は、7月に注目したい星空情報をご紹介します。</p><p>7月15日から19日にかけての深夜、離れて並ぶ土星と木星のそばを月が通り過ぎていきます。15日には、前日に満月をむかえた明るい月が土星と並びます。月は東へと移動しながら欠けていき、19日には下弦に近い月が木星の東側を通り抜けます。 下旬になると、細い月が金星に近付いて美しい光景となります。26日の夜明け前、月は金星の上方に見え、27日になると金星のすぐ北側(左)に並んで見えます。 【7月21日】月が火星を隠す「火星食」、月と火星の大接近 画像:国立天文台 21日深夜、東の低空で昇ってくる月が火星を隠す「火星食」が起こります。月の明るい縁に0.3等の火星が潜入して隠され、暗縁から出現してくる様子が見られます。とても低い高度での現象となるため、東の地平線に障害物がない、視界がひらけた場所から観察しましょう。双眼鏡や望遠鏡を使うのもおすすめです。 今回の火星食は月の出の前後に起こるため、各地で見られる現象が異なります。関東の大部分から中部、近畿、中国、四国の各地方では、火星が月に隠れた状態で昇ってきます。そのため、地平線上で見ることができるのは出現のみになります。北東側では、月が昇ってから火星の潜入が起こり、全経過を観測可能な地域も。九州から西の地域では、火星の出現後に月の出となり、食は見ることはできません。月と火星の「大接近」を楽しみましょう。</p>