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<p>米軍、空母ロナルド・レーガンなどをフィリピン海に展開…「不測の事態に備え」中国軍を監視</p><p>米軍、空母ロナルド・レーガンなどをフィリピン海に展開…「不測の事態に備え」中国軍を監視 #国際</p><p>【ワシントン=蒔田一彦】米海軍第7艦隊の報道担当者は4日、読売新聞の取材に対し、空母ロナルド・レーガンを中心とする空母打撃群がフィリピン海に展開していることを明らかにした。米軍は大規模な演習を実施している中国軍の動向を</p><p>監視し、不測の事態に備えている。 報道担当者は「定期的なパトロールの一環で、予定されていたものだ」と説明した。海軍関連団体「米海軍協会」のニュースサイトによると、レーガンは1日までにフィリピン海に入った。強襲揚陸艦トリポリも1日に沖縄南方に展開しており、2、3日に台湾を訪問したナンシー・ペロシ米下院議長の安全確保を担っていたとされる。 台湾有事のシナリオでは、演習と称して集結した中国軍が、急に侵攻に転じるケースも取り沙汰されており、米軍もこうした可能性を念頭に置いている模様だ。米国防総省高官は両艦について「不測の事態に備え、しばらくとどまる用意がある」と語っていた。</p>