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原爆の図の一部=高倉篤麿さん提供 [PR] 宮城県登米町(現・登米市)出身の日本画家・高倉勝子(1921~2015)には、生涯でただ一度、心の鍵をこじ開けて描いた作品がある。85歳のとき、自身の広島での被爆体験を、横4メートル余の絵巻物風に表現した「原爆の図」だ。絵はいま、郷里に建てられた小さな美…