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199×年の夏休み、小学校5年生の見晴は、異形の鉄塔を見上げる。それにはこう記されていた。「武蔵野線75―1」。何かの手がかりを掴んだ気がして、南側の鉄塔を目指して走り出した。そこに記された表示は「武蔵野線76」で……。『鉄塔武蔵野線』は唯一無二の鉄塔文学。作者は銀林みのるさん(1960年~…