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植民地下の朝鮮半島で生まれ、16歳で花嫁として戦前の長崎県・対馬へ。戦中戦後の絶望的な苦難を九州各地で必死に生き抜き、8人の子を育て上げたオモニ(母)。93歳の在日2世の著者が、47歳で早世したオモニの面影をしのび、波乱の生涯をたどる。感謝の「鎮魂歌」として、子孫へ語り継ぎたい家族の記録…