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<p>台湾で電光掲示板ハッキングか サイバー攻撃相次ぐ</p><p>台湾で電光掲示板ハッキングか サイバー攻撃相次ぐ</p><p>【台北=龍元秀明】ペロシ米下院議長が訪台した2日以降、台湾を狙うサイバー攻撃が相次いでいる。主要駅やコンビニでは電光掲示板ではハッキングとみられる障害が発生し、ペロシ氏の訪台を批判するメッセージが表示された。当局機関を狙ったサイバー攻撃も相次ぐ。蔡英文(ツァイ・インウェン)総統は4日夜に発表したビデオメッセージで警戒を呼びかけた。台湾メディアによると3日、台湾南部・新左営駅の電光掲示板に「歓迎</p><p>【台北=龍元秀明】ペロシ米下院議長が訪台した2日以降、台湾を狙うサイバー攻撃が相次いでいる。主要駅やコンビニでは電光掲示板ではハッキングとみられる障害が発生し、ペロシ氏の訪台を批判するメッセージが表示された。当局機関を狙ったサイバー攻撃も相次ぐ。蔡英文(ツァイ・インウェン)総統は4日夜に発表したビデオメッセージで警戒を呼びかけた。 台湾メディアによると3日、台湾南部・新左営駅の電光掲示板に「歓迎した人は人民の審判を受ける」とのメッセージが、中国大陸で用いられる簡体字で表示された。コンビニチェーンのセブンイレブンでは、複数店舗の電光掲示板に「ペロシ氏は台湾から出て行け」と表示された。 主要当局の公式ウェブサイトには大量のデータを送りつけてサーバーをダウンさせる「DDoS攻撃」などのサイバー攻撃が相次いでいる。外交部(外務省)は4日、訪台直前の2日夕に行われた攻撃が中国やロシアから行われたとの分析結果を明らかにした。 蔡氏は4日夜のビデオメッセージで、「中国はサイバー攻撃やフェイクニュース流布といった『情報戦』を行ってくる。官民で警戒を深めてほしい」と呼びかけた。 【関連記事】</p>