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<p>岸防衛相「軍事演習と関連」 中国無人機3機の周辺旋回</p><p>岸防衛相「軍事演習と関連」 中国無人機3機の周辺旋回 航空自衛隊は4日午前から夜にかけて、中国の偵察型無人機「BZK005」1機と、偵察・攻撃型無人機「TB001」1機が沖縄本島と宮古島の間を通過して太平洋に抜けたことを確認。</p><p>岸信夫防衛相は5日の記者会見で、中国の無人機計3機が4日に先島諸島南方や台湾北東沖を旋回するなどの活動を行っていたことを明らかにした。いずれも同日から台湾周辺…</p><p>岸信夫防衛相は5日の記者会見で、中国の無人機計3機が4日に先島諸島南方や台湾北東沖を旋回するなどの活動を行っていたことを明らかにした。いずれも同日から台湾周辺で行われている軍事演習海域の周辺を飛行しており、岸氏は「軍事演習との関連が考えられる」と述べ、中国軍の動向を注視していく考えを改めて示した。 航空自衛隊は4日午前から夜にかけて、中国の偵察型無人機「BZK005」1機と、偵察・攻撃型無人機「TB001」1機が沖縄本島と宮古島の間を通過して太平洋に抜けたことを確認。2機は先島諸島の南側の太平洋上を別々に旋回した後、同じルートで再び東シナ海へ戻った。また、中国の無人機と推定される航空機1機が東シナ海から飛来し、台湾北東沖を旋回飛行したことも確認した。 3機は、中国が軍事演習を行うとして台湾周辺に設定した海域のうち、台湾の北東側、東側、南東側の海域上空付近でそれぞれ旋回、反転していた。防衛省は無人機の活動目的について分析している。 一方、中国軍が4日に発射し、日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下した5発の弾道ミサイルについて、岸氏は「いくつも訓練海域を設定した中で、当該地域に撃ち込んだことを考えれば、意図して(EEZ内の)あの地域に落下させたといえる」との見方を示した。 特集・連載:</p>