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 8月7日、三重県の鈴鹿サーキットで開催される『2022 FIM世界耐久選手権(EWC)第3戦 “コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第43回大会』に参戦するF.C.C. TSR Honda Franceは、ホンダCBR1000RR-R SPにブリヂストンタイヤというコンビネーションでホンダチームとして2014年以来の優勝を目指す。

 F.C.C. TSR Honda Franceは、藤井正和総監督が率いる日本チームで2015年までは鈴鹿8耐にのみ出場していた。翌2016年からはFIM世界耐久選手権(EWC)にフル参戦をしており、2017-2018シーズンはル・マン24時間を制覇し、オッシャースレーベン8時間でも勝利を挙げ、日本チームとして初のEWCチャンピオンに輝いたチームだ。

 2019年以降はタイトルから離れているものの、ランキング上位で終えている。タイトル獲得経験も持つ強豪のEWCレギュラーチームのF.C.C. TSR Honda Franceは、今シーズン2戦終了時点で、トップのヨシムラSERT Motulと15ポイント差のランキング2位につけている。

マイク・ディ・メリオ(F.C.C. TSR Honda France)/2022鈴鹿8耐テスト
マイク・ディ・メリオ(F.C.C. TSR Honda France)/2022鈴鹿8耐テスト

 チャンピオンシップの戦い真っ只中で迎えた3戦目となる鈴鹿8耐には、レギュラーで参戦しているジョシュ・フック、マイク・ディ・メリオ、ジノ・レイの3人で挑むことになる。

 鈴鹿8耐、そして耐久のスペシャリストF.C.C. TSR Honda Franceと、現在ランキングトップをいく昨年の王者ヨシムラSERT MotulとのEWCレギュラー強豪チーム同士の争いに目が離せないこと間違いなしだ。