8月5日に三重県の鈴鹿サーキットで開催された『2022 FIM世界耐久選手権(EWC)第3戦 “コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第43回大会』(鈴鹿8耐)の公式予選。1回目と2回目に分けられた予選は両セッションともTeam HRC(長島哲太/高橋巧/イケル・レクオーナ)が総合トップとなった。
鈴鹿8耐の公式予選は、エントリーする3人のライダー中ふたりが記録したベストタイムの平均で争われ、予選上位10チームが決勝グリッドトップ10およびポールポジションを賭けてタイムを競う土曜日の“トップ10トライアル”に進出することになる。
そんなトップ10トライアル進出チーム、マシンを決定する公式予選が8月5日に開催された。その予選終了後に発表が行われる総合予選結果が公開されるのに時間を要していたが、21時すぎに“暫定”の予選結果が発表された。
公開された暫定予選結果によると、予選トップはふたりのライダーの平均タイムで2分05秒718を記録したTeam HRCで変わらず、2番手には2分06秒001というタイムでYART-YAMAHA OFFICIAL TEAM EWC、3番手には2分06秒307が平均タイムとなったKawasaki Racing Team Suzuka 8Hが続いた。
4番手には平均タイム2分06秒597でAstemo Honda Dream SI Racing、5番手には2分07秒033でF.C.C. TSR Honda France、そしてBMW M1000RRを使用するBMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAMが2分07秒077で6番手となっている。
続く7番手には2分07秒239でHonda Dream RT SAKURAI HONDA、8番手には2分07秒287でSDG Honda Racingが、9番手には2分07秒595でHonda Sofukai Suzuka Racingというホンダ勢3チームが続き、トップ10トライアル最後のひと枠となる10番手には2分07秒639でEVA RT 01 Webike TRICKSTAR Kawasakiが入った。
暫定となるが、以上の上位10チームが8月6日の15時30分から行われるトップ10トライアル進出を決め、ポールポジションの座を賭けて争うことになる。なお、この予選結果はあくまで“暫定”のため、トップ10ならびに10番手以下の結果に変動が起こる可能性もある。