旧統一教会の関連団体「世界戦略総合研究所」の小林幸司事務局長が、赤旗編集部の取材にこう証言しているのだ。
「親しい議員からお願いされて自民党に入った。自民党員だったのは2011年から17年までで、途中1年ほど退会していたかもしれない」
■「首相になってほしいのでさんを応援し、投票した」
さらに、12年9月に行われた自民党の総裁選について、「首相になってほしいのでさんを応援し、投票した」と認めているのだ。小林事務局長は、総裁選の半年後(13年4月)に開かれた「桜を見る会」に招待されている。招待された理由についても「(総裁選で氏を)応援したからですかね」と話している。
旧統一教会の関連団体の幹部が、自民党員となって総裁選で晋三氏を支援したとハッキリと証言しているのだから衝撃だ。問題は、総裁選に関与したのは幹部1人だけだったのか、ということだ。旧統一教会の信者は、7万~8万人いるとされている。もし、全信者が自民党員になって総裁選で一票を行使すれば、十分、総裁選の結果を左右する力になるからだ。
2012年の総裁選は、まだ自民党が野党時代に行われている。投票総数は約49万だった。当初は、石破茂と石原伸晃が有力視され“石・石対決”といわれていた。氏は本命ではなかった。ところが、氏は第1回投票で2位につけ、決選投票で石破を破って総裁に就任している。
氏が第1回投票で2位になったポイントは、石原に党員票で差をつけたことだ。議員票は<54票 石原58票>と拮抗していたが、党員票は<約14万票 石原約7万4500票>と大差をつけている。
はたして、あの総裁選で、旧統一教会の信者が動いたのかどうか。検証する必要があるのではないか。
引用元: ・旧統一教会は自民党総裁選にも関与か…関連団体幹部「安倍さん応援し投票」と衝撃証言! [Stargazer★]
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