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物価高で賃金の目減りが続いています。厚生労働省が発表した5月の毎月勤労統計調査によりますと、物価変動の影響を除いた実質賃金は、1年前と比べ、1.8%減少し、2ヵ月連続のマイナスとなりました。一方、名目賃金=基本給や残業代などを合わせた現金給与総額は、1%増加し、5ヵ月連続でプラスでした。