<p>「台湾有事は日本有事」が現実に 中国演習で高まる脅威</p><p>「台湾有事は日本有事」が現実に 中国演習で高まる脅威 中国軍は2日夕、4~7日の演習区域として台湾本島を取り囲む6カ所を公表。台湾メディアは4日、さらに1カ所が東部に追加されたと報じた。</p><p>中国が台湾周辺で4日に開始した軍事演習の想定に、沖縄・与那国島など日本への攻撃が含まれているとの台湾当局の分析が明らかになったことで、「台湾有事」が「日本有事…</p><p>中国軍は2日夕、4~7日の演習区域として台湾本島を取り囲む6カ所を公表。台湾メディアは4日、さらに1カ所が東部に追加されたと報じた。うち3カ所は台湾が主張する「領海」に食い込み、北東部では有人離島、彭佳嶼(ほうかしょ)が演習区域に含まれている。 中国軍は95年7月と96年3月、短距離弾道ミサイル東風(DF)15計10発を台湾本島北部と南部の沖合計3カ所に発射したが、着弾地点は今回の演習区域より遠かった。また、大規模上陸演習地は台湾海峡の中国大陸側だった。 特集・連載:</p>