もっと詳しく

<p>私と部屋 vol.38 まるで自分だけの植物園。選りすぐりのヴィンテージ家具とテキスタイルを愛する、癒しの空間 ー 杉山耕平さん | 【GINZA】東京発信の最新ファッション&カルチャー情報 | LIFESTYLE</p><p>【 #私と部屋 】vol.38 まるで自分だけの植物園。選りすぐりのヴィンテージ家具とテキスタイルを愛する、癒しの空間 ー 杉山耕平さん</p><p>前回(私と部屋 vol.37)ご登場の青柳 龍之亮さんにご紹介いただいたのは、株式会社TOMORROWLANDで全ブ</p><p>大好きな植物に囲まれて眠り、一緒に陽の光を浴びて目覚めます。フレンチのアパートの様な、クラシックだけどどこかモダンな雰囲気や北欧のスタイルが好きです。明るく清潔で温もりのある空間を常にキープできるよう心がけています。 引きで見るとジャングル!種類も鉢もバラバラですがこの雑多な感じが好きです。4月を過ぎると半数はベランダなど外に出して、さらにワイルドに成長してもらいます。 部屋の中央にはハンス・J・ウェグナーのコーヒーテーブルを。家具は15年以上かけて少しずつ集めている本物のヴィンテージばかりです。一つ一つに思い出とストーリーがあり、どれも大切にしています。今の仕事を初めて一番最初に北欧デザインにはまったのが家具集めのきっかけでした。 照明もヴィンテージで、学生時代から憧れだったルイスポールセンPH5。明るくなりすぎない柔らかい光がポイントです。ヴィンテージ家具はいつもマーケットにある訳ではなく、15年前から欲しくてまだ見つからない物や、値段が倍以上に膨れ上がった物もあり、なんだかロマンを感じます。 デザインはもちろん、歴史や人間模様も好きで初めて購入した、北欧の巨匠・コーア=クリントによるサファリチェア。そのお弟子のウェグナー、その友人のボーエ=モーエンセンという様に、デザイナーを辿って次に購入したい家具を探していくのも楽しいです。 こちらはアルヴァ=アアルトのスツール。50年代モノで、マホガニー素材のものは希少だそうです。スツールとしても物置きとしても、サイドテーブルとしても使用できる名作。下に敷かれたラグは、ヨルダンにてベドウィンという遊牧民族から直接購入しました。 兎にも角にも、コンセプトはナチュラル。 価値の上がっていく家具や作品は金額的にも簡単には買えませんが、毎日今あるインテリアを眺めながら次はこれ欲しいなあと考えるのが楽しいです。白壁に飾っているのは、一目惚れで購入した50年代のとある植物学者の標本。 石作りの書斎もお気に入り。本棚にはファッション・植物・生き物を中心とした趣味の本や、アメリカやドイツ、フランス、日本のデザイナーズの一輪挿しなど、セラミックのコレクションを配置。毎日眺める日々です。時間のある時は花を生けて楽しみます。 超布フェチで、手刺繍やヴィンテージファブリック、リネン、織物を見つけるとすぐに買ってしまいます。最近目利きになってきました(笑)。オールドキリムとオールドペルシャは特に好きで、ヴィンテージキリムを床が埋まるほど全面に重ね置きしています。 愛犬・ミニチュアシュナウザーのカイくん、3歳。よく植物にまみれてひなたぼっこしています。カイくんもキルトの質感を気に入ってくれているご様子。 杉山耕平さんの紹介する次回のゲストは、長尾悦美さんです!</p>