<p>【巨人】平内龍太8回3人斬り「やり返したい気持ちがありました」前回V3ラン被弾の村上宗隆を投ゴロ</p><p>【 #巨人 】 #平内龍太 8回3人斬り「やり返したい気持ちがありました」前回V3ラン被弾の村上宗隆を投ゴロ #巨人 #ジャイアンツ #読売ジャイアンツ</p><p>自然と闘志が湧いてきた。平内は臆さず右腕を振った。「2、3番打者を抑えて、2アウトで村上を迎えたいと思っていた。前回やられた分やり返したい気持ちがありました」。8回2死で4番・村上を迎え、2ボールか</p><p>ら最後は外角125キロカーブでボテボテの投ゴロに仕留めた。因縁の相手を抑え、苦い記憶を振り払った。 悔しい気持ちを力に変え、雪辱を果たした。6月26日のヤクルト戦。8―8の8回、四球と自らのエラーで走者をためると、1死一、三塁から村上に勝ち越し3ランを浴びた。この一発で試合を決められ、チームの自力Vは消滅。その時の悪夢を片時も忘れたことはなく、リベンジに燃えていた。「ヤクルトにはチームとしても負けられない状況、今日は何とかゼロに抑えて次につなげることができて良かった」と力強くうなずいた。 苦い経験を原動力にしている。2日の広島戦(マツダ)では0―0の9回、マクブルームにサヨナラ2ランを被弾した。原監督からは以前から「腕が横振りになっている」と指摘を受けていた。落ち込むよりも、縦に腕を振れるように修正に集中した。3日の同カードは赤ヘル打線を1回無安打に封じた。 “8回の男”の座をつかみつつある背番号11を、原監督は「集中力というか、シンプルな中に彼の良さが出つつある」とたたえた。「3人で抑えられれば、チームに勢いもつく。ピンチになると、次の大勢に嫌な流れをつくってしまうので、そうしないようにつなげたい」と平内。戸郷とともに、イキのいい若手が、ヤクルト猛追への足がかりをつくった。(灰原 万由)</p>