<p>海中遺跡が「1万年前の古代人の鉱山」だったという研究結果</p><p>海中遺跡が「1万年前の古代人の鉱山」だったという研究結果(2020)</p><p>メキシコのユカタン半島にあるキンタナ・ロー州で発見された海中遺跡が「現代から約1万年前の古代人が使っていた鉱山」であるという説が発表されました。</p><p>赤鉄鉱を使った赤色顔料は血の色に似ていることから、何十万年にもわたって儀式や埋葬、ボディーペイントなどに用いられただけでなく、日焼け止めや防腐剤、防虫剤としての効能もあったとのこと。研究チームのブランディ・マクドナルド氏は、「古代人のコミュニティ内で、赤色顔料は儀式的な使われ方と実用的な使われ方をしており、その用途は時間とともに変化したと考えられます」とコメント。問題の洞窟から産出された赤鉄鉱は粒子が細かく、ヒ素を含んでいたとみられることから、「特に貴重で、薬効が高かった可能性があります」と述べています。 この記事のタイトルとURLをコピーする</p>