<p>祇園祭 3年ぶりの山鉾巡行前に提灯づくりがピーク</p><p>祇園祭 3年ぶりの山鉾巡行前に提灯づくりがピーク 今年は3年ぶりに山鉾巡行が実施され、宵山期間には明かりが灯される。作業場では職人7人が骨組みにのり付けしたり、筆で紋を書き入れたりと精を出す</p><p>京都・祇園祭の山鉾(やまほこ)などを飾る提灯(ちょうちん)作りが京都市下京区の老舗「奥川提燈店」でピークを迎え、各山鉾の名前や紋が記された提灯が所狭しと並べら…</p><p>京都・祇園祭の山鉾(やまほこ)などを飾る提灯(ちょうちん)作りが京都市下京区の老舗「奥川提燈店」でピークを迎え、各山鉾の名前や紋が記された提灯が所狭しと並べられている=写真(渡辺恭晃撮影)。今年は3年ぶりに山鉾巡行が実施され、宵山期間には明かりが灯される。 作業場では職人7人が骨組みにのり付けしたり、筆で紋を書き入れたりと精を出す。196年ぶりに本格復帰する「鷹山(たかやま)」の提灯約100個をはじめ、新型コロナウイルス禍の影響で規模縮小を余儀なくされた昨年の倍となる計約1500個を制作する。 8代目店主の奥川忠司さん(67)は「見てもらってこそ値打ちがある。この2年分の思いを込めて作った提灯を多くの人に見てもらいたい」と語った。</p>