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こんなにかっこいいのに、ホントに400万円!? 建築業界30年超、”ガレージの伝道師”が作ったPタイル施工の純白ガレージ。

モノトーンで明るく、開放的に仕上げげられたモダンガレージ。144平米ものガレージには2000GT、ヨタハチ、S30Z、ポルシェ993にランボルギーニ・ムルシエラゴが収まっている。このガレージはなんと、元はただの倉庫。それをリノベーションし現在のガレージにしたというのだが、リフォーム費用は400万円。これなら、ガレージを新築するよりもお手軽といえそうだ。

ガレージをリノベーションしたのは、佐賀県で住宅の設計や建築を手がける、「フレックス唐津」の山口会長(取材時は代表)。同社は“おやじの隠れ家”というキットガレージを全国で販売しているが、そのキット価格はなんと300万円。利益はあまりないとのことだが、多くの方にガレージライフの夢を伝えたいという山口会長のキモ入り商品で、人気を博している。そんな山口会長、建築業界34年のノウハウを駆使してリノベーションしたのが、今回紹介するガレージである。

【写真10枚】400万円で改装したガレージと収まるクルマの写真はこちら 


テーマはローコストなリノベーション
この倉庫は、山口会長が2年前に約550万かけて建築したもので、新たに別の倉庫を建築したことで倉庫としての役目も終えたため、山口会長の愛車を入れるガレージにリノベーションをしようと計画。以前は本当になんの変哲もない、鉄骨と波板で作られた倉庫であった。

コストをかければ豪華なガレージが完成することは職業柄わかっている山口会長、いかにコストをかけないでリノベーションするかというテーマで改装をしていったという。

間仕切りのない倉庫に新設されたのは、2階のホビールーム。部屋の下に柱を立てたくなかったということで、H鋼を利用して天井から吊り下げた床面を作成し、部屋ができた。また、コストダウンをさせるために素材にも工夫をしているのだが、部材となるH鋼は半分にカットしたカットTとし、そこに直接石膏ボードを打ち付け、コーキングすることで壁とした。床材は30ミリの杉材、ガレージを見渡せる大きな窓は厚さ11mmのガラスを使用した。 


リフォームにかかった費用内訳を大公開!

また、こうした倉庫内装のリフォームペイントは、白を使う場合にはオフホワイトの2回塗りとするのが一般的だが、今回は純白のホワイトを4回塗り。床にはPタイルを施工することでさらに純白な空間を実現。白さにこだわったことで、まぶしいばかりの輝きを放ち、クルマたちを引き立たせている。

リノベーションの内訳と費用は、鉄骨の新規工事に60万円、照明に30万円、塗装に60万円、床に貼った400角のPタイルは50万円、収納の建具に40万円、2階のクロス20万円、 11mmのガラス20万円、アルミサッシ30万円、電気工事30万円、床材、トイレの設置と合計し、およそ400 万という計算となる。なんの変哲もない倉庫も、工夫次第では施工費も安く済み、こんなに素敵なガレージになるのだ。




投稿 2000GT、ランボ、フェアレディZが収まる純白のガレージは400万円! 倉庫リノベの工費内訳を大公開!!【ガレージライフ】CARSMEET WEB に最初に表示されました。