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 ネット上で広まっていたスイフトスポーツが2022年7月で受注停止になるという噂。ベストカーWeb編集部もこの情報の裏どりを進めていたが、販売店への取材などもありついに精度濃厚な情報を得た。

 結論から言えばスイフトスポーツの受注停止は間違いないようだ。しかし現行型が発売されたのは2017年9月。約5年のモデルライフは短いようにも思える。スズキ広報部への取材と合わせてご紹介しよう。

文/写真:ベストカーWeb編集部

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■2022年7月4日でオーダーストップはマジだった

スタート価格が200万円を切る超絶お買い得なスイスポ。日本の至宝ともいうべきクルマがもう買えなくなるのか……

 スイフトスポーツのオーダーストップの情報がツイッターなどで囁かれはじめた2022年7月。複数の販売店への取材によると、スイフトスポーツは2022年7月4日頃にオーダーストップになっている店舗が多く一部店舗ではすでに新規発注ができない状態だ(同時にスイフト標準車も受注ストップの店舗もあった)。

 ディーラーによっては受注を受け付けるという店舗もあったが、基本的には新車で現行型のスイフトスポーツを買うのは困難になってきたと言える。ここで気になるのがマイナーチェンジのための一時的なオーダーストップか、それとも新型へのフルモデルチェンジかという点。

 現行型は2017年9月にデビューしており、今年で5年目。一見するとフルモデルチェンジには早すぎるようにも思うが、先代の3代目は2011年11月デビューで2016年12月に生産を終了している。スイフトスポーツのモデルチェンジの周期としても違和感はない。

 またスズキにとってもスイフトとスイフトスポーツは世界戦略車の中枢であり、新型を作らない理由を探すほうが難しい。であれば、スイフトの歴史に幕が閉じるということもなさそうだから安心感はあるかも?

■9月になんらかの動きあり?

先代スイスポも約5年周期でフルモデルチェンジになったが……

 新型にせよ、仕様変更にせよ、日本の至宝ともいうべきスイフトスポーツが買えなくなるのは大損失だ。取材を進めていくうちに「9月以降に何らかの発表があるという話がメーカーから来ている」という販売店関係者の証言も複数あった。

 もちろんマイナーチェンジという可能性も大きくあるのだが、前述のように先代のフルモデルチェンジ周期と同じなので新型登場という希望もある。ワクワクしながらベストカー本誌スクープ班がスズキ広報部に確認してみた。

「スイフトスポーツおよびスイフトのオーダーストップをしているという事実は現時点ではありません。ホームページにもラインナップとして掲載しておりますし、また今後なにかしら新しい情報が出るということは7月7日時点で把握していることはございません」。

 現実としてスイフトスポーツ(一部スイフトを含む)はすでに受注ストップをしている販売店が多くあるが、メーカーがそれを否定しているということは生産数の調整や法規対応のマイナーチェンジなどの可能性もありそうだ。

 とはいえベストカースクープ班は2022年夏ごろにスイフト標準車がフルモデルチェンジするとの情報も掴んでおり、それに続いてスイフトスポーツもモデルチェンジすると考えるのは不自然ではない。

 まことしやかに囁かれているハイブリッド化などいろいろとスイスポの今後に話題は尽きないが、現行型の継続生産にせよ、新型にせよ、スイフトスポーツの灯は末永く続いてほしいものだ。

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