2023年初頭より、F1の巡回展が始まり、数年にわたって世界中の多くの都市を回るという。
F1展は、F1と世界的に有名な製作会社『Round Room Studios』とのコラボレーションによるものだ。『Round Room Studios』は、『ジュラシック・ワールド展』、『マンデラ:オフィシャル・エキシビジョン』、『トゥパック・シャクール:Wake Me When I’m Free』といった数多くの大ヒット展の制作や宣伝を行ってきた。
F1展には歴史的な展示品と新たな制作物が含まれる。また、F1の映像アーカイブへの前例のないアクセスを利用し、モータースポーツ最大のスペクタクルの並外れたストーリーを通して、実体感のあるインタラクティブな体験を提供する。
著名なF1の専門家、歴史家、ジャーナリストらによって監督されたこの展示は、F1史上初めての公式展示となる。象徴的なレースカーや、F1の不朽のレジェンドたちからの特別な協力があり、F1展はすべてのF1ファンにとって必見の場所になるだろう。
F1のコマーシャル担当マネージングディレクターを務めるブランドン・スノウは、次のように述べた。
「近年F1は爆発的な成長を遂げており、ファン層の拡大は我々が行うすべてのことの中心にある。最高クラスの製作会社による、世界中のファンが体験して楽しめる世界クラスの国際エキシビションの開催は、我々のスポーツにおける自然な次へのステップだ」
「創造的な展開が形になるのを見てきて、これ以上ないほどにこのプロジェクトの可能性に興奮している。このプロジェクトは観客を“舞台裏”へと誘う。そしてF1の豊かな歴史と遺産をかつてないほどに称えることになるだろう」
初のF1展の会場やチケット発売日などの詳細は、2022年の秋に発表される。世界ツアーの最初の巡回地は、マドリード(2023年初頭)とミラノになると予想されている。