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> 英国は病院の状況を鑑みて「生活規制必要なし」と判断していますが、英国の公的医療NHSは日常的に深刻に崩壊しているので日本の参考にはなりません。
> 2020年のコロナ大流行中、英国はコロナ治療に注力するため、手術室の機能を救急に使い、コロナ以外の医療を基本全て停止、とくに、がん治療の手術を止めてしまいます。コロナ以外の医療を止めた結果、手術はもちろん、専門医に受診することすら待機リストが異常な長さになり、緊急性を要するがん患者でも半年待ちの人が続出、慢性疾患だと1年半待ちの人すらいる状態です。
> このため労働人口のうち30万人の人が慢性的な疾病のため働けない事態にあると分析されています。英国において、健康問題のため働けない若い人が急増しているという問題の中心は、コロナ後遺症ではなくて、日常的な医療崩壊のため、あらゆる慢性の病気がまともに診てもらえず治療してもらえない状態になっているところです。