もっと詳しく

<p>古今東西 かしゆか商店【淡路島の線香】</p><p>【新着】古今東西 かしゆか商店【淡路島の線香】 日常を少し贅沢にするもの。日本の風土が感じられるもの。そんな手仕事を探して全国を巡り続ける、店主・かしゆか。今回訪ねたのは兵庫県の淡路市。伝統的な手作りの製法を今なお続けている工房で… #casabrutus</p><p>日常を少し贅沢にするもの。日本の風土が感じられるもの。そんな手仕事を探して全国を巡り続ける、店主・かしゆか。今回訪ねたのは兵庫県の淡路市。伝統的な手作りの製法を今なお続けている工房で、懐かしい香りと出会いました。</p><p>嘉永3年(1850)創業、兵庫県淡路島の港町江井に工房を構える〈梅薫堂〉。今も手仕事で線香を作る職人歴50年の鯉住通代さんと。「工房全体に、ヨモギのような柔らかくて懐かしい香りが漂っています」とかしゆか店主。 香りって不思議です。昔なじみの伝統的な香りでも、一人ひとりの違う記憶を呼び覚ますのだから。 と、創業約170年の香老舗〈梅薫堂〉5代目であり、香りを作る香司でもある吉井康人さん。 Purchase No. 50【淡路島の線香】記憶に優しく触れる職人の手作り線香。 今回の旅先は線香の町として知られる兵庫県淡路市の港町・江井。江戸末期、冬場に船乗りの仕事が減ってしまうことへの対策として、大阪の泉州堺から線香作りの技術を導入したのが始まりだったとか。 「線香の質は乾燥で決まる。乾いた西風が吹く風土は線香作りに最適で、昭和30年代に日本最大の産地となりました。今もそれは変わらないものの、当時と同様に手仕事を続けているのはウチだけです」 Loading…</p>