江戸時代後期の嘉永年間(1848~54年)、現在の熊本市で発生した水害の模様を、熊本藩の村役人が記録した文書群が確認された。「三十七年ぶりの大水」「増水五尺(約1・5メートル)」といった記述から、村役人たちが過去の水害を教訓として語り継ぎ、発生直後から密接に情報を交換していたことがわかる…
江戸時代後期の嘉永年間(1848~54年)、現在の熊本市で発生した水害の模様を、熊本藩の村役人が記録した文書群が確認された。「三十七年ぶりの大水」「増水五尺(約1・5メートル)」といった記述から、村役人たちが過去の水害を教訓として語り継ぎ、発生直後から密接に情報を交換していたことがわかる…