歩行の可視化で健康寿命延伸に貢献-。花王は、幼児から高齢者まで歩く特徴を科学的に解析する「歩行モニタリング」に注力している。近年の研究で高齢者の健康維持には歩行の量だけでなく、質も重要であることが分かってきた。歩行状態を数値化することで、日常生活動作(ADL)の低下やフレイル(加齢による虚弱化)発症の予防につながる可能性もある。同社パーソナルヘルスケア研究所の須藤元喜主任研究員は「いつでも、誰でも簡単に自分の歩行状態を知ることができるサービスの展開を目指している」と意気込みを話す。(澤口直)続きは本紙で
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