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(河出新書・968円) 歴史家と小説家の対話から辿る漸近線 今日は六月二十三日から二週間と三日目、来月には八月六日があり、八月九日があり、八月十五日が来る。日本の戦争の記憶の夏。 あの戦争とは何だったのか、七十七年たってもこの問いに正解はない。あるのは正解への漸近線だけ。辿(たど)るに…