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和歌山市が米軍による爆撃を受けた77年前の「和歌山大空襲」時、同市湊通丁南の伊藤喜三郎さん(86)は小学3年生。同市十三番丁で電気屋を営んでいた父と近くの川へ逃げ込み、戦火で湯のように温かくなった水に浸かったまま夜を明かし、助かった。「一つ違っていたら死んでいたかもしれない」――。家…