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 7月8日、ホンダは2022年で初代モデルの発売開始から50周年を迎える『CIVIC(シビック)』シリーズを記念する動画を公式YouTubeチャンネルで公開した。

 1972年に日本で初代モデルが発売されたシビックは、ホンダ四輪車のなかで最も長い歴史を持つモデルだ。初代モデルに搭載された“CVCC”エンジンは、当時世界一厳しいと言われたアメリカの排出ガス規制(通称『マスキー法』)を世界で初めてクリアするなど、環境への取り組みをはじめ、人を中心に考えたパッケージングや走り、省エネルギーを高次元で両立したエンジン、操る喜びなど、ホンダを代表する四輪車のひとつとして、つねに時代を先駆ける技術と価値を提案し続けている。

 また、『市民の』という車名のとおり、シビックは歴代シリーズ累計のグローバル販売台数2700万台以上を記録し、2021年秋に発売された11代目には、鈴鹿サーキットにてFFモデル最速記録を更新した新型“タイプR”がいよいよ2022年の夏に登場するなど、今も世界中で多くのユーザーに愛され続けているモデルになっている。

 2022年には、そんなシビックが発売開始から50周年を迎えるとあり、ホンダは東京・青山のウエルカムプラザ青山での企画展示をはじめ、栃木県のモビリティリゾートもてぎ内にあるホンダコレクションホールにて『CIVIC50周年企画展 in ホンダコレクションホール(モビリティリゾートもてぎ)』を今秋に開催するなど、多くの記念イベントを実施する。

 7月8日には、ホンダの公式YouTubeチャンネルにて、そんなシビック50周年を記念する『CIVIC50周年映像』と題された4分ほどの動画も公開された。動画では、7月1日にe:HEVモデルの発売が開始された11代目シビックが映し出され、その後に1972年に登場した初代をはじめとする歴代モデルが登場する。

 動画では、そのほかにもインテリアのスケッチ画像やCVCCエンジン、3代目ワンダー・シビック、ホンダが世界に誇る可変バルブタイミング・リフト機構『VTEC』、そしてスポーツモデルのタイプRがニュルブルクリンク・ノルドシュライフェを走行するシーンなど、シビックファンのみならず、多くのクルマ好きに見てもらいたい映像も満載だ。この動画を見て、いよいよ今夏に姿を表す新型タイプRの発表を楽しみにしたい。

■CIVIC50周年映像

2022年夏の登場が予定されている新型ホンダ・シビック・タイプR
2022年夏の登場が予定されている新型ホンダ・シビック・タイプR
シビック50周年ロゴ
シビック50周年ロゴ