化学大手7社の2022年4~6月期(第1四半期)決算が出揃った。営業利益合計(国際会計基準の三菱ケミカルグループ、住友化学、三井化学はコア営業利益)は過去最高だったが、3社が前年同期に比べ減益となった。原燃料価格の高止まりが利益を圧迫する一方、円安が見かけ上の利益を膨らませている。しかし中身を精査すると、利益をけん引してきた石油化学製品の市況は反落し、半導体向けなどの電子材料も用途によって明暗が分かれるなど、潮目は変わったことが確実だ。通期では3社が前期比減益を予想するが、現時点で増益を見込む企業にとっても、不確実性が増すなか予断を許さない展開となりそうだ。続きは本紙で
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